がちゃんと友さんの住んでいるマンションは、築42年の古いもの。
とても魅力的な条件がふたつ。
■ ペット飼育可能
■ 管理人さんの人柄が良い（と、仲介店担当者が言った）
他にも、駅からの距離とか、車の音が聞こえにくいとか色々あるけれども。
9年前に入居を決めた時のブログ→「古くても、新居。」
そうそう。9年経つんや。ほいでこの時に籍入れたんやなー。
やっぱりブログって書いておくもんやね。
9年の間に何度か管理会社が変わったものの、居住している側で感じることは特になかったのですが…
とうとう…とうとう…
管理会社変更のあおりを受けて、管理人さんがいらっしゃらなくなってしまいました。
なんか分厚い資料届いていたけど、そんなこと何処にも書いていなかったやん。
隣のおっちゃんが「管理人のＮさん、昨日までやったで。無職になるんやて」※となりのおっちゃんも関西人
なんやてーーーーーーーーーーーーーー！
早く言うてや、おっちゃん。
管理人さんおらんかったら、いろいろ大変やん。いろいろ。
そうそう、ベランダに近所の猫が紛れ込んできた時とか…
知らん子（猫）来てるーーーーーー
いつもやったら、管理人さんに相談できるんやけど。もう居ない。
となりのおっちゃんに聞いたら、反対となりの猫らしい。よう知ってはるなー。助かった。
鼻の上に黒いぽっちがついていたので、仮名ハナオで。
ハナオのお家は、まっくら。電気ついてないから帰ってきていない様子。
腕を伸ばして隣のベランダへ送り届けるも、即戻ってくるし、我が家の猫が逃げまどったり闘いを挑もうとしたり。
ハナオもシャーシャー応戦するし、阿鼻叫喚。
つよい風が吹いてきたし、ケージに入れて保護することにしました。
自らケージに入って息をひそめる あめとぱん。
寅は扉をしめた向こうから「ギャーオギャーオ（いてまうぞこらー）」※寅も関西猫です。
夜中でも早朝でも迎えにきてもらっていいですよ、という旨をしたためた手紙をハナオ家のポストに入れて、
かなり遅い時間まで起きていたのだけど、帰ってこない。
ぎ、ギブ…（就寝）
翌朝、9時を過ぎたので新しい管理会社に電話。
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙｒ
「ご希望の番号をご入力ください。」
自動音声からのコールセンター対応なのか。まじか。
管理会社からハナオ家の方に電話連絡をしてもらうことにしたけども、
どうなったか返事が来ない来ない来なーい。
たまたまバイト休みやったけども、夜には家出るんやけどなぁ。
夕方になって、もう一度電話。
あわてて担当者から折り返しが入る。
おお、言わんかったら返事なしやったんちゃうか。タイミングかもしらんけど。
担当さん 「今夜は帰宅されるそうです！」
がちゃん 「何時ごろっておっしゃってましたか？」
担当さん 「えっと… （しばし無言）」
がちゃん 「あ、いいですいいです。」
いままでが、かゆいところに手が届きまくる管理人さんだっただけあって、がっかりしちゃうんだけど、
この会社では、このやり方なんやろ。でもストレスー！
結局、ハナオ家の主は出張中とのことでお母さんが変わりに引き取りにきてくれました。
ハナオ、元気でやるんだよ。きっと隣にいるだろうけれど。
「あ、あの子帰ったんですか！！」
「あーもうクッタクタですよぉぉぉ」
さらに翌朝、猫お泊り保育の壮絶さを思い出しながら駅まで歩いていたら、そこに…
旧管理人のＮさんが！！！！！
ばったり逢えるなんて思ってもみなかった。うれしい。うれしすぎる。
昨日あったことを話して、管理人さん不在の大変さを思い知ったこと、約10年本当にお世話になりましたと感謝の気持ちを伝えたつもりだけど、伝わったかなぁ。もう、本当に心の支えになっていたんだなぁと気づきました。
道端で泣いちゃったもん。そりゃもうポロポロと。
Ｎさん、本当にありがとうございました。
よい仕事が見つかりますように！！！！(やっぱり無職って言ってた。ひどい話やんなぁ）